全ての仕事はいい土の上に成り立つ フェルマ木須では、その年々、田1枚1枚、丁寧に土の状態を確認しながら堆肥の量を調整し、作物が美味しく育ちやすい地力のある土を作ります。コストと手間がかかるため、堆肥散布を行う農家が少ないなか、米わら・麦わらをすき込み、精米時にでた自家製の米ぬかを利用し、その年の土に合わせて独自の堆肥を毎年調整しています。 作物本来の旨みを引き出す独自の地力農法 肥料を過剰に与えると作物は不健康な状態になりますが、地力のある土を作ることで、肥料を必要最小限の量に抑えることができます。自然に近い健康的な生育を促すことで、作物は力強く育とうとします。成長する力が引出された作物は丈夫に育ち、しっかりとした味わいの実をつけます。 伊万里を担う産業として農業を続ける 耕作できなくなった田畑での生産を引き受け、地域の農業を担っています。また、独自の販路を開拓し、産業として長く続けられる農業を目指しています。現在全面積で米・麦それぞれ約200トンを収穫でき、米・麦だけでなく、豆やきびなどの多品種の生産も行っています。原料作物など、ご要望に応じた品種・収量での生産もご相談いただけます。